今日の心理学

今日の心理学 『落語と心理学』

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【落語と心理学】

今日、人生初の落語を長女と見に行きました。

お誘いしてくださった方は私が学生時代にお世話になった方で、落語関係のお仕事をしていらっしゃいます。
今日の演目は落語や講談、浪曲、曲芸など盛り沢山でとても楽しかったです。若い人にもわかるように工夫されていて、二十歳の娘も大笑いして楽しんでいました😃

そして実はその方とは二十年ぶりの再会😊懐かしい笑顔で変わってないね!と。感動の再会でした。

さて、本題
【落語と心理学】とは、、、?

今日の演目に『てんしき』という落語がありました。まさにこれ、心理学でいうと、自己一致のお話。

『てんしき』
お腹の具合がわるい和尚さんが医者に、「てんしきはありますか?」ときかれ、見栄をはって知らないとは言えず「ありません」とこたえる。
てんしきが何か気になって仕方ないので、小僧に聞くが小僧も知らない。小僧の前でも知らないとはいえないので、知ったかぶりをして、てんしきをで借りてきなさい、などと小僧に近所を回らせるが、みんなも知らないから適当な返事が返ってくる。
それでも知らないと言えないけど、知りたい和尚さん、では医者に聞いてきなさい、と小僧に聞きに行かせると、てんしきは、おなら、という意味だと医者に教えてもらう。

小僧は、面白がって和尚さんに、てんしきは盃と嘘をつく。
そして和尚さんが後日医者に、「お寺にてんしきがありました」と盃を箱に入れて大事に持っていく、というお話。

知ったかぶりをした和尚さんのとんちんかんぶりがとにかくおもしろい。

心理学でいうと和尚さんは自己一致が出来ていません。

自己一致とは本来の自分と理想の自分が一致している、もしくは一致させようと努力すること。
和尚さんの場合、知らないという本来の自分と、物知りでありたいという理想の自分が一致していないのに、まるで物知りのように振る舞う、これは自己一致が出来ない状態なんです。

実は人生において、この自己一致ってとっても大事なんです。

例えば、自分の能力では難しい仕事を依頼されたとしましょう。
自己一致している人は、、

私の能力では助けが必要だから、誰かに協力を得よう、と自分の能力を隠さず協力を求めたり、理想に近づくために努力します。これは誠実な姿ですから好感がもてますね。

自己一致出来ていない人は、自分の能力を隠したり、結局失敗して人に迷惑をかけたり、努力もしないで、できたふりをする。
でも自己一致出来てない人って、この落語の和尚さんのように、外から見たら違和感もあるしとんちんかんだし、ちょっと恥ずかしい。

こんな風に落語を心理学の視点からみるとまた違った楽しみ方があるな、と思いました。

それ以外にも、心理学の視点から見れることは沢山ありました。
例えば噺家さんが、その時々のお客様にあわせた話し方をするところは、心理学でいうと、お客様にペーシングをあわせるということ。これは良好な人間関係を築く上でとても大事なことです。

さすが歴史のある芸能です。人生における大切なことを、笑いを介して伝えるわけです。
私も心理学をみなさんにわかりやすく楽しく伝えたい、そんな風に思いました。

落語、はまりそうです!

そして、心理学はやっぱり面白い!
今までとは違った角度から物事を見れるようになります。
落語も心理学おすすめです!

そしてナースの皆さん、ご高齢の患者さんと落語の話ができたら、楽しいかもしれませんね!


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